こんな世界があったとは! 仕事と趣味と生活と。

サンノゼ在住の日本人が綴る、世界のビジネス系記事の備忘メモ。合わせて、趣味と生活の記録も投稿します。

【読書記録】論点思考

以前上司に勧められた「論点思考」内田和成(著)を読みました。

 

私が勤務する会社では、自分が取り組む課題を社内向けにプレゼンする

機会があります。

そもそも課題設定が間違っていると、ロジカルな説明が難しくなるうえに

聞き手が理解できない事態が発生しやすい。

そこで課題設定の重要性を知るために、と上司から勧められたのが本書です。

 

論点とは、「解くべき問題」のこと。

問題解決のためのチャレンジが課題だと理解すると

課題設定の根幹には問題設定、つまり論点の設定があると言えます。

 

論点設定を行うためには4つのステップがあるとのことです。

①論点候補を拾い出す

②論点を絞り込む

③論点を確定する

④全体像で確認する

この4つを行ったり来たりしながら、本当に解決すべき問題は他に無いか、

取り組む価値がある(=工数を費やす価値がある)問題なのか

を精査し、確定します。

 

上司に与えられた「問題」が、果たして正しい「問題」なのかは

自分なりに精査したうえで行動をとりたいものです。

 

サクッと読めるし、悩んだときのレファレンスにもなりそうなので

おすすめできる一冊だと思いました。